Continuer. 彼らの恋は、つづいてく

お知らせ2024.1.17

新本浦子インタビュー『ノンクラシック・スクール』

ついに単行本が発売!『ノンクラシック・スクール』は、
腹黒風紀委員長×俺様生徒会長などクセ強カップルたちが繰り広げる、
「非」王道な魔法学園BL作品です。
個性豊かなキャラクターが多数登場する今作。
「王道学園」という一大ジャンルに新たな息を吹き込む作者・新本浦子先生に、お話をお伺いしました♪

今回のインタビュアーは、担当編集のSです。
まずは今作『ノンクラシック・スクール』の紹介をお願いします!

今作は、「王道学園」と呼ばれるジャンルをテーマにしたBL作品です。
王道学園とは、かつて創作BL界隈で流行った一大ジャンル。
いわゆる、オメガバースのように共通した設定や世界観が浸透している学園モノの一種になります。

その設定をざっくり説明すると、舞台は世間からは切り離された閉塞感のある男子校。
思春期の恋愛感情や性的欲求の矛先が同性に向き、
学園ヒエラルキーのトップには生徒会長や風紀委員長が君臨します。
それらの人気生徒たちには親衛隊(ファンクラブ)が構成され、崇拝の対象となる。
そして、ある日、編入生が入学してきて、学園の均衡を大きく乱す。
こういった基礎設定に加え、書き手によってさまざまな派生が生まれています。

『ノンクラシック・スクール』では、この王道学園の設定をベースに
魔法というファンタジー要素を加えた盛り盛りの世界観で描いています。
また、オムニバス作品のように学園内の3カップルにフォーカスを当て、物語が展開していきます。

裏国立陽央道学園に集まる、個性豊かなキャラクターたちについてもご紹介ください!
また、お気に入りのキャラクターはいますか?

メインとなるのは、風紀委員長×生徒会長、親衛隊長×副会長、生徒会書記×一般平凡生徒の3カップルです。
風紀委員長と生徒会長は、表では不仲営業をしつつ、
裏では親友同士でイチャラブするカップルです。

02 02

愛が重めの親衛隊長と可愛い系の副会長、

02

爽やかなモテ男の生徒会書記と平々凡々な一般生徒と、3カップルそれぞれで違った萌えを味わえます。

02

個人的には、生徒会長と編入生がお気に入りです。
王道学園の設定だと、編入生は総受け主人公ポジションになることが多く、
今作の編入生も元々は主人公として扱っていたのですが、
メイン層3カップルのクセが強すぎるので、結果的に脇役キャラになってしまいましたね(笑)
とはいえ、編入生は物語を引っ掻き回す重要なキャラクターであることには変わりありません。

02

謎に包まれた編入生は、読者の皆さんも気になっているキャラクターだと思います。
キャラクターを描くうえでのこだわりポイントはありますか?

属性や役職など、王道学園に登場する定番のキャラクター像を参考にしていますが、
描くうちに今作ならではの特徴が出てきたと思います。
こだわりポイントでいうと、3カップルの「矢印」の方向は意識しています。愛情の強さ、ですね。
矢印の方向が攻めから、受けから、そして双方向の両思いと、
3カップルでそれぞれ違ったパワーバランスが構築されているのはこだわりポイントです。
バラエティに富んだカップルたちなので、
読者の皆さんの性癖に刺さるお気に入りのカップルができれば嬉しいなあと思います!

今作のお気に入りの見せ場はどこですか?

エッチシーンは全部お気に入りで、すべて楽しく描いています!
そのほかのシーンでは、攻めのキャラクターが怒ったり、ヤキモチを焼いたりするシーンが好きです。
今作の攻め達は愛が重い子が多いので、ジェラシーを露わにするところはとても気に入っています。
また、編入生があわあわしているシーンも好きです(笑)
学園内を掻き乱しながらも、クセ強カップルたちに
編入生自身が掻き乱されて狼狽えているところは、面白がって描いています。

02

長い連載期間を振り返ってみて、苦労した点や思い出深いエピソードはありますか?

作画面の苦労を除くと、物語の終着点の見出し方には苦労しました。
個性豊かなカップルが複数登場する分、それぞれのカップルを完璧に深掘りすることができず、
終盤でどう話をまとめるのかはとても悩みましたね。

まだまだ描き足りない気持ちは強いですが、
無事に完結を迎え、こうして単行本を発売するに至り、ほっとしています。

今だから明かせる裏設定などはありますか?

王道学園という、ある程度の設定や世界観が確立されたテーマではありましたが、
今作では魔法などのファンタジー要素を取り入れています。
且つ、私個人がセカイ系と呼ばれる複雑な物語構造が好きなこともあり、
描き切れなかった裏設定も実はたくさんありました。

そのひとつを挙げると、編入生と先生の関係性ですかね。
実は作中で一番のクソデカ感情を抱いているのは、先生だったり…。
そして、編入生はそれに全く気がついていないという(笑)

このほかにも色々とありますので、読者の皆さんには自由に妄想しつつ楽しんでもらえたら嬉しいです!

最後に、読者の皆さんへメッセージをお願いします!

王道学園の設定は、今の時代だと馴染みが薄いかもしれません。
なので、本作は単純にファンタジー要素のある、
全寮制男子校のBL作品、と思っていただけた方がわかりやすいかもしれないですね。
いろんな要素が盛りだくさんですので、読者の皆さんには、自分のお気に入りのカップルを見つけて、
王道学園の世界観を少しでも楽しんでいただけたら嬉しく思います!

こだわりの世界観やキャラクターの魅力をたっぷりと語っていただきました。
新本浦子先生、ありがとうございました!
各キャラの愛情の行き先や裏設定に注目しつつ
3カップルそれぞれの「萌え」を単行本でもぜひお楽しみください♪

☆作品はこちら↓

00

☆インタビュー内容へのコメントやご感想は下記まで
comic_info@wwwave.jp

top